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磁粉（磁気）探傷試験（MT）

磁粉探傷試験は、磁気を利用して表面および表面近傍のきずを検出する方法です。きずの周りに集まる磁粉（磁粉模様）は、実際のきずの大きさの数倍から数10倍にもなるため、非常に小さなきずも検出することができます。適応可能な材料は磁性金属のみで、アルミや銅などの非磁性金属には適用できません。
Magnaflux（マグナフラックス）は、世界最大の磁粉探傷剤メーカーです。優れた品質と技術により、多くの業界で世界標準として使用されています。各種規格の制定でも中心的な役割を果たしており、磁粉探傷試験の発展に多大なる貢献をしています。

磁粉探傷剤・磁化器

磁粉探傷剤　Magnaglo®14A

Magnaglo®14Aの画像

Magnaglo®14Aは、湿式の蛍光磁粉です。
高感度のため、重要部品の微細な欠陥検出に使用されています。

ハンドマグナ（極間式磁化器）

ハンドマグナ（極間式磁化器）の画像

極間式磁化器（ハンドマグナ） は、携帯式の磁粉探傷器です。ユニバーサル（可変）ヨークにより、平面だけでなく、コーナーや湾曲部の検査も可能です。

計測器・試験片

その他

磁粉探傷試験の原理・測定手順

磁粉探傷試験の原理・測定手順のイメージ画像

磁粉探傷試験の原理と測定手順を説明します。きずの周りに集まった磁粉（磁粉模様）は、実際のきずの数倍から数10倍もの大きさになります。このため、磁粉探傷試験は非常に小さなきずも検出することができます。